タマディンの IFT

Tamaddin 株式会社永井製作所(東京都北多摩郡狛江村)



中間周波トランス IF-501
ポータブル受信機用

22x22x50(mm) μ同調 455kHz

INPUT 1R5 - 1T4 間
 利得32dB 選択度8dB 帯域幅±5kHz

INPUT 1T4 - 1S5 間
 利得33dB 選択度5dB 帯域幅±7.5kHz
 (二極管負荷抵抗は 1MΩ使用)


*HP作者コメント
構造は標準型ミュー同調 IFT IF-201 をそっくり小型にしたものです。 IFT 表面には IF-202M の文字が読めますが、裏面には赤い文字で IF-501 と 表示されています。

「仮版 No.17」と手書きの文字で構成された説明書が同梱されており、 「お願い 近々本品のサービスノート(配線図附)が発行されます ご入用の方は愛用者カードにて 御申越下されば 無料贈呈いたします」とあります。

タマディンは C同調丸型 IFT IF-9IF-102A、角型 IFT IF-20(分離型)、 角型 IFT IF-30(音質型:双峰特性)、 2段増幅 IFT IF-1005、 帯域切替型 2段増幅 IFT IF-20054球スーパーコイルキット高一コイル RF-11 などを製造していました。



E0797-B

1990年ころ、秋葉原の内田ラジオで相当数ストックしていた IFT で、 ラジオ・セットメーカーへの納入品だろうと想像しています。 同じ形状のFMラジオ用もありました。 取付金具を90度ひねって固定する方式は量産向きではありますが、自作では穴あけがやや面倒です。 同調容量は 100pF ですが、ポータブル用ではないと思います。 この IFT を使ってポータブルを2台製作しました。

6球マジック・アイ付
4球横行ダイヤル
(2015年1月28日初稿)
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