RCAから発表された
4球1ウェイの回路

(RCA 受信真空管マニュアルより)

RCA RECEIVING TUBE MANUAL RC-14 [1940年]
 mT型電池管登場。1R5、1T4、1S5、1S4の組み合わせで B電池は 45V。
 試してみると出力は不足気味で、B電池の寿命がくる前に放送が聞こえなくなってしまいます。

RCA RECEIVING TUBE MANUAL RC-15 [1947年],RC-16 [1950年], RC-17 [1954年],RC-18 [1958年],RC-19 [1959年]
 1R5、1T4、1U5、3S4の組み合わせに替わり、B電池が67.5Vに変更されています。 もっとも利用された1ウェイの回路でしょう。
 わが国の市販ポータブルは1957年が最後となったようです。

RCA RECEIVING TUBE MANUAL RC-20 [1960年],RC-21 [1961年],RC-23 [1964年], RC-24 [1965年]
 1R5、1U4、1U5、3V4の組み合わせに変更されています。 1T4、3S4は一足先に保守品種へ。 (RC-22 については資料なし。)

 RC-25 [1966年]以降は電池管ラジオ回路の掲載なし。

 RC-16 の日本語版(RCA受信真空管便覧[1953年])と RC-17 の日本語版(RCA受信真空管便覧[1955年])が東京の国会図書館に収蔵されています。

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